最新ドイツ情報 第十一回

ドイツ子育て事情その6 ドイツの図書館


プレイモービルファンパーク1今回はドイツの図書館について書いてみたいと思います。

ドイツの図書館、といっても私が住んでいたフランクフルトの図書館について書きますと、日本の図書館となにが大きく違うかというと本を借りるためにはお金を払ってその町の図書館の会員にならなければならないのです。

私が住んでいた時は確か年間14ユーロほどだったと思うのですが。そうすればその町に何か所かある図書館で本を借りられるようになるのです。日本だと無料なため、だれでも自由に借りる事ができ「マナー的なものを守れない人が昨今増えてきつつあって…」と知り合いの図書館司書さんたちが嘆いているのを知っているので、
ドイツのお金を払って意識を高く持って本を選びに来ている人たちは新鮮にも映りました。
まぁ一概にどっちがいいとも言いにくいのですが…。


図書館1 図書館1
子ども図書館正面  さすがドイツ、
ヤーノシュの人形が寝てる(笑)

フランクフルトには子ども図書館と言って子ども専門の図書館もありました。
1階は子どものため、2階はヤングアダルト(ティーンエイジャー)向けとなっていました。
そして何が私の興味を一番引いたかというともちろんボードゲームの貸し出しがあるのです。
プレイモービルファンパーク1ドイツではゲームも出版物という括りでよく本屋さんにも置かれているのです。
棚も、小さい子向けのゲームの棚、8歳くらいまでの子向けの棚、9・10歳の子向けの棚、ヤングと大人向けの棚など詳細に分かれています。
これらは貸し出し用の棚なのですが、驚いた事に図書館の中だけで遊ぶゲームの棚まであるのです!(貸し出し禁止です)考えてみてくださいよ、日本だと静かにする代名詞ともいえるべきあの図書館で子どもたちがハリガリのベルを「チーン!!」と鳴らしたりするんですよ。
初めて見た時はものすごい衝撃でした。
ただ、子どもたちが遊んでいる姿を見るとほんとに結構静かに遊んでいるのです。
節度があるというんでしょうか!?
日本の子どもたちの騒がしさを知っている身としてはこれも特筆すべき事柄でした。
ボードゲームを貸し出す時がまた素敵でゲームによってコマなど細かいものも含まれるため、
借りたいといってくる子どもたちに目の前でゲームをあけて
何が中に入っているか一つずつ確認してお互い納得して借りていくのでした。
もちろん返却時も同様で、
こうやって丁寧にやっていく事で大事に物が使われているんだなと感じました。

 

ぜひ、日本でも図書館でボードゲームの貸し出しを始めませんか?
もし興味がある自治体さんがございましたら是非一声おかけください。
喜んでお手伝いいたしますよ。

 

プレイモービルファンパーク1後、面白いなーと思った物は図書館で本を入れるためのオリジナルエコバックを販売していたり(これも日本で使えるいいアイデアじゃないかなーって思うのですが)、読み終わった本を持ってきて販売できる蚤の市コーナーもあったりしましたよ!

ただ、絵本好きとしては乳児向けの絵本がほとんど見られず、この分野に関しては日本が2歩も3歩も先に進んでいると感じました。

 

まぁそれでもドイツの図書館から見習う事はたくさんあるなぁと思ったその当時の私でした。